養育費は子どもの生活費や教育費をカバーするために必要です。そのため、希望する金額と裁判所の算定基準に基づき獲得し得る金額を確認することが重要です。
そうすることで、離婚後の収入源を確保し、少しでも安定した生活を送ることにつながります。
具体的な養育費の算定は、離婚することとなる双方の収入や、子どもの人数、年齢により決まることとなります。
そのため、「離婚後の生活にはいくら必要だから養育費もそれだけ欲しい。」と主張すればその金額が通る訳ではありません。
むしろ、想定される養育費を念頭に生活設計（住居の確定、自分の収入の確保、子どもの養育にかけられる金額の確定など）を建てることが重要です。
この養育費についてはその算定基準や不払いの際の対応などを別のページに詳細を説明していますのでそちらをご参照ください。
なお、養育費の請求に際しては、請求をした時点から認めるというのが現在の家裁実務ですので養育費の請求で悩んだらまずはとにかくすみやかに請求をすることが重要です。