最近、モラハラをする夫からの被害相談が増えています。またご自身ではモラハラとは気が付かずとも、ご相談の際にご事情を伺うとまさにモラハラであると弁護士から指摘を受けて初めてモラハラ被害に気が付かれるケースも少なくありません。
こうしたモラハラに対しては、法律上の離婚原因と認められるか、どうやって証拠を集めれば良いのか、親権は勝ち取れるのか、慰謝料は認められるのか、面会はどう実施すれば良いのか、正当な財産分与は受けられるのかなど多数の検討事項が生じます。
そのため、モラハラに該当する際にはモラハラに詳しい弁護士に相談をすることがとても重要です。
そこで以下では、ご自身の抱えている離婚問題が「モラハラ」に該当するか否かのチェックリストをご案内します。モラハラに該当するようでしたらお早めのご相談をお勧めします。
【個人の行動を支配する】
- 会社や友人との付き合いを制限する
- スマホをチェックする
- 出かけようとすると行き先などを細かく聞いてくる
- 外出中にしつこく連絡をしてくる
【性的に支配する】
- セックスを受け入れないと機嫌が悪くなる
【経済的に支配する】
- 十分な生活費を渡さない
- お金の使い道にうるさい
- 個人の財布を管理する
- 「誰のおかげで生活できていると思っているのか?」と責める
【精神的に支配する】
- ちょっとしたことで機嫌が悪くなる
- すぐに大声を出す
- マイルールの強要が激しい
- 細かいことに対して執拗に指摘してくる
- 店員などに激しく怒る