
離婚に応じてくれない夫を説得し、比較的早期に離婚を実現させた事例
解決
夫に対して離婚を求めるも、当初は全く応じてくれず、調停にて協議を進める中で離婚が成立したケースです。
妻側は夫のモラルハラスメントに疲弊しており、当事者で離婚協議することすら夫の反応が恐ろしく、心理的に負担があるような状況でした。
そこで、別居後すぐに弁護士が代理人となり、夫の連絡窓口になることで依頼者の精神的負担を軽減しました。
当初は夫も離婚に応じませんでしたが、調停手続きを進める中で条件によっては離婚に応じると態度を軟化させたため、双方納得できる条件を合意したうえで無事離婚成立となりました。
婚姻期間 | 5年~10年 |
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離婚原因 | モラルハラスメント |
とった手続き | 離婚調停 |
解決までの期間 | 約1年 |
結論 | 離婚成立 |
離婚が成立するためには離婚原因が必要ですが、モラハラも内容によっては当然、離婚原因に該当します。
ただし、モラハラの程度や立証の問題があり、その意味でモラハラを理由とした離婚は困難が伴います。
また、モラハラ加害者側が離婚に応じないことも多々あり、手続きが長期化したり、対応にご当事者の方が疲弊することもしばしばあります。
本件では、弁護士が間に立ち、理不尽な要求は毅然と断る一方、夫側にも離婚に応じるメリットを繰り返し伝えることで、比較的早期に離婚成立を実現させることができました。